ヘルパーリンクでは、中のスタッフも時には現場でサポーターとして活動する時があります。
定期的に利用いただいている利用者さんの中には、自分たちサポーターは、「家族よりも遠く、他人よりも近い存在」
お互いに程よい距離感だからこそ、利用者さんといろんな話する時があります。
・家族に迷惑をかけたくない
・だけど、お願いしたいことはいろいろある
サポーターは立場上、必要以上に家庭のことに介入することはできませんが、ほんとは叶えてあげたい希望もたくさんあるんですよね。
総じて、そういう場合に出てくる様々なニーズは、「『終活』に必要な大切な活動」だと思います。
利用者の方の中には、自分の人生の終え方をどうすべきか、考えている方もいらっしゃいます。もちろん、全てがそういう方だけではなく、純粋に日々の生活にサポートが必要だからヘルパーリンクを利用して頂いている方もいらっしゃいます。
しかし、忘れることができないのが、「老いる先には人生の結末がある」ということです。どんな人でも、その結末をどう過ごし、迎えるかというのは、時間があればあるほど考えてしまうものです。
・お金のこと
・残った家族に引き継ぐモノ、コト
・もし自分に意識がなくなってしまった時の関わり方
様々ありますが、そういう話を話せる人、聞いてくれる人、皆さんの周りにはいらっしゃいますかね?
個人的に私は、そういう人生話をよくシニアの方からは、して頂く機会が多く、その度にたくさんのことを考えさせられます。
正直、そういう場合に話す内容は暗いです。楽しい話ばかりされる方はほぼいません。
でも、じっくり話を聞いているうちに、不安もいろいろとできってしまうと、話している利用者の方はほとんど皆さん、なんだか楽になっているように感じるんですよね。
そして話終わった後には、「まぁ人生いろいろ!楽に逝ければ、1番幸せ!」そんな話になります。
そういう意味でも、誰かの人生のラストシーンを考える時に関われるのは、とっても「徳を積む」行いだと思います。
ただ話を聞いているかもしれませんが、70年、80年、90年、そんなに生きてきてその集大成の時に、不安な気持ちから楽な気分にさせてあげることができる。
これ、誰でもはできることじゃないと思うんです。でも、それをヘルパーリンクの仕事では誰でもできる。
こんなところに価値を感じてもらえて、価値を提供できるサービスは、ヘルパーリンクの変わらない信念として継承していきたい。