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東京の高齢者が大移動?!

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今日は医療法人幸有会記念病院の山口部長とヘルパーリンクのサービスについて、医療の立場、もっと広くは地域ごとの課題としての立ち位置からアドバイスをいただきました。

医療法人幸有会記念病院は、介護施設入居者の方の通院受け入れが多く、また入院されていた方が退院する際に、もとの生活に戻るために様々な支援の相談にも対応しています。
 
退院したあと何か支援が必要だとしても、現状の介護保険や地域支援などでは対応することが難しい状況にあります。そんなときにヘルパーリンクの地域密着型の生活サポートは、非常に魅力的だとご意見をいただきました。
 
少し話は変わりますが、今日の話の中で非常に興味深い話になったので共有しておこうと思います。
 
おそらく大きな社会問題が顕著になるのた2020年の東京オリンピックが終わった頃じゃないでしょうか?首都圏の高齢者の大移動が始まります。
そろそろ自分たちだけでは日常の生活をしていくのが大変になってきた高齢者は、介護施設への入居を検討し始めます。予算がある方は、サポート付き高齢者住宅などに入居されることも多いでしょう。そうでなくても、入居型の高齢者施設の需要は高く、日本国内でみたときに東京に住んでいる高齢者の人口は非常に多いです。つまり、高齢者施設はおそらく東京から徐々に飽和状態になるでしょう。ですが、今日首都圏、特に東京は土地が高く施設への費用は高額になる傾向にあります。神奈川の東京寄りは東京と同様、土地も高く施設への入居費用は高額な傾向があり、また近い未来キャパ的に限界がきます。

 

東京近郊で介護施設に入れなくなると、次は東京近郊で介護施設に入れなかった高齢者がどこにいくか?それが「千葉・埼玉」です。東京へも近く、アクセスが簡単。これが一つ県を挟んだ群馬やとちぎへ流れることはあまりないでしょう。つまり、5年後くらいには、いま東京で住んでいる高齢者が千葉や埼玉の高齢者施設へ流れ込み、現在千葉に住んでいる高齢者は、地元で施設に入居するのには競争率が非常に激しくなってきます。そうでない人は、施設に入るのは大変だから在宅でやっていこう、こんな感じの予測が容易にできます。
 
つまり、千葉や埼玉はこれから、間違いなく在宅での生活支援の需要が高くなり、その担い手も大幅に不足してくることになります。現状の千葉市や政府の介護人材不足解消に向けての取り組みは、ほとんどが介護施設での人材不足を補うものですが、これから絶対課題になる在宅での介護人材不足に対応する解決策は非常に遅れています。
 
今日の山口部長との話の中でも、「ヘルパーリンクがやっていることは、利用者にとっても働き手にとっても間違いなくなくてはならないサービスになる。早く形にして、千葉を救って欲しい!」っとおっしゃっていただきました。
 
オリンピックが終わるのなんてあと数ヶ月、、、(まあいまの状況だと開催されるのかどうかもわからないが、、、)こんなにも時代が早く進んでいるなんて、焦りとともに、このスピード感があるなかヘルパーリンクのような魅力的な仕事をできることに非常にありがたさも感じています^^
 
さあ僕たちの時代がやってきました!!!
がんばりましょう!