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魅力を付け足す

介護のさまざまなこと

私が尊敬する斎藤一人さんの動画の中でこんなメッセージがあります。『魅力的になると多機能になり、ますます魅力がアップする 』と。

私自身、以前にも書きましたが学生時代から『T字型人間』を目指して、自分が出来ること(機能)を増やしてきました。T型人間とは、ある専門分野に精通していて(T字の縦棒に相当)、かつ専門分野以外のことを浅く広く知っている(T字の横棒に相当)というタイプの人です。

もちろん、私の専門分野は『高齢者福祉、介護』ですので、この領域をどんどん掘り下げていきます。と同時に、専門分野以外の領域で、自分ができることを増やしてきました。つまりT字の横棒を延ばすことを意識してきました。その中で、自分の二つ目の専門分野として掘り下げていくものが見つかり、T字の縦棒を延ばしていくと、T字型人間よりも、さらに魅力的な『π(パイ)型人間』になります。

2つ目の専門領域筆頭候補が、私の場合は『人材』になります。人材は人材でも、海外とリンクした人材です。介護留学生、技能実習生、特定技能とさまざまなチャンネルで海外介護人材が日本にやってきます。その送り出しのサポート、現地での技術指導、育成、または日本の受入れ体制の準備指導など様々な形で、『人材』のスペシャリストが必要になってきます。現在は、日本式介護技術の指導を行っています。日本の現場で役に立つ知識と技術をフィリピン人介護士に教えています。

さらに、これから育てていきたい3つ目の専門領域が『イベントプロデュース』です。学生時代から、文化祭や学園祭が好きで、社会人になってからも、いろいろとイベントやパーティを企画してきました。私の忘れられない成功体験の一つに、学園祭に仕掛けた『サッカー部 足つぼマッサージ』があります。

学園祭イメージ写真

私が所属していたサッカー部では、なぜだかわかりませんが、学園祭で杏仁豆腐を売ってました。当時一年生だった私は、先輩の意向に従って杏仁豆腐を売りましたが、そんなに売れませんでした。他の出店を見渡してみるとほとんどが飲食店です。これだけ飲食店があれば相当な差別化をしない限り売れないなと思いました。そこで、学園祭に参加している人々を観察してみると、なんとなく手持無沙汰な様子の方が多いなと、特にお父さん方。よくよく調べてみると、娘や息子が出演するステージを待っていたり、奥さんと別行動をして校内をあてもなくフラフラしていたりと暇を持て余している様子です。確かに、いくら飲食店がたくさんあったとしても、胃袋は一つですからお腹が満たされてしまえば、それ以降やることがあまりありませんね。

そんな状況をみて閃いたのが、『足つぼマッサージ』です。待ち時間を埋めるのに、マッサージは非常に有効な手段ですよね。足の裏を押すだけなら、特別な技術は必要なく、体力と指の力があれば誰でもできます。 私は当時マッサージサロンでアルバイトをしていましたので、足裏のマッサージを部員に教えるのは簡単だと分かっていました。

集客も、競合が無いうえに、お金を使う場所がなく暇を持て余しているお父さん層がうろうろしているので、簡単にアプローチが出来るなと。そこで次の年に『サッカー部 足つぼマッサージ』を開催したところ、2日間で10万円以上の売り上げとなり大成功でした!小さな大学の学園祭で10万円以上の売り上げを出すことは凄いことでした。嬉しいことに、その年から足つぼマッサージが、サッカー部の伝統になり、今でも後輩たちが学園祭で足つぼマッサージをしているようです!(^^)!

過去の成功体験の中から自分の強みを発掘し、それを掘り下げていくことで、人はどんどん魅力的になっていきますね。成功体験が見つからない人は、いろいろなことにチャレンジして、何が好きなのかを探っていくのがよいですね。

好きなことにどんどんチャレンジが出来る、素敵な時代に生まれてきて、私たちはラッキーですね~(^O^) 『令和』の新しい時代には、もっともっと人は魅力的になっていくと思います!