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VRを介護へ!!VRを未来へ!!

介護のさまざまなこと

皆さん、こんにちは!
ヘルパーリンクメンバーのアキです!
ようやく待ちに待った梅雨明けですね!

去年よりも約1ヶ月も遅い梅雨明けとのことですが…
人間は贅沢だなぁと最近思います。
梅雨の時期には、早く梅雨が明けてくれと願い、
梅雨が明けると、照り付ける太陽に文句を言うなんて…。私もその1人です( ´∀`)

個人的な事で恐縮ですが、先日大学院の前期課程が無事終了しました!
この4ヶ月は本当にあっという間でしたが、沢山の出会いと経験が得られた時間でした。

その1つが本日のブログのテーマであるVRです!
今や世界中で広がりつつあるVR。

バーチャルリアリティ(Virtual Reality=VR)は、
歴史を辿ると、アメリカで2000年代から軍隊のパラシュートの訓練で使われていたようです。
私がVRと初めて出会えたのは、今から4年前でした。
当時は、凄いものが来たぞ!という感覚でしたが、

まさか介護業界にVRが進出するとは思ってもいませんでした。

こちら、大学院の授業です。
VRを楽しむ私達。

体験したのは、”認知症”体験です。
電車の中で、行く先や自分の身元などが分からなくなるという体験でした。

”相手の立場になる”は、私も学生の頃に学びました。
しかし、実際には相手の立場は、想像でしか分かることのできない世界であると痛感しています。
認知症高齢者の気持ちを理解すること…私は100パーセント理解することは出来ないと考えています。
なぜなら、私が認知症になったことがないからです。

どんなに認知症の知識を取り入れたとしても、認知症を抱えている方にはなれない。
これが、介護士として働く中で常に突き付けられる現実でもあり、しかし、希望でもあります。

あなたの気持ちを理解”できる”とは決して言えませんが、
あなたの気持ちを理解”したい”とは伝えられます。

“出来るか、出来ないか”
ではなく、
“やりたいのか、やりたくないのか”
を大切にしていきたいと思っています。

今回のVR体験を通し、高齢者の気持ちを理解”したい”と思える介護士さん方が増えていけばと強く願うばかりです。

ちなみに、VRを提供してくださった先生は、自前でVRを購入したようです!
今や、2万円から購入できるようですね。
今後はどんどんVRが普及され、福祉業界への進出が期待されます。

相手の立場になることの大切さをVRを通じて学ばさせていただきました!
高齢者が笑顔ある社会を作っていきたいと思います。