ヘルパーリンクの大事な活動の一つは、定期的にコーディネーターが利用者さんやサポーターと直接会う機会を作ることです。
日々サポーターが現場で活動してくれていて、利用者さんの生活のサポートをしていますが、毎週のように利用者とサポーターが会っているからといって全てうまくいっているとは限りません。毎週会っているからこそ、逆に言いづらいことがあったり、慣れてくると気になってしまうことも出てきてしまうんですよね。結局のところ、人と人との付き合いなので、人間関係には人じゃないと気づけない「小さな気づき」がよくあります。
先日も利用者さんの様子をお伺いしにいったところ、「いまのサポーターさんは本当によくやってくれれ助かっている。でもちょっとこうしてほしいところがあるんだよね」っということがありました。それをサポーターに伝えたところ、「あ、そういうところは意識してなかった！」っと新たな気づきがあったりしたそうです。直接相手に言ってしまうと角が立ったり、気を使って言えないことがありますが、間に人が入ることで、お互いの関係の潤滑油となって、さらにいい関係を築いて行くことができます。
ヘルパーリンクのサービス開始当初は、今の時代風に全部ネットのシステムで完結させていけばいいと思っていましたが、やはり人じゃないとできないことがたくさんあって、そこには心が入っている必要があります。ハイテクの中にもアナログが入ってて、でもこういう時代だからこそ、「人じゃないと提供できない価値」を大切にしながらヘルパーリンクは、これからの社会課題解決に向けて取り組んで行きたいと思います。
