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被害者支援に寄り添うこと

介護のさまざまなこと
皆さん、こんにちは。
ヘルパーリンクメンバーのアキです。
 
冬も近付き、だんだんと寒くなってきましたね。
先日、職場でインフルエンザ予防接種を受けてきました。
皆さまも風邪には気を付けてください!
 
さて、本日は横浜で開催されました犯罪被害者等支援の講演会へ参加してきました。
神奈川県と横浜市が共同主催です。
犯罪被害は、誰もが突然巻き込まれる可能性があります。
犯罪被害にあったとき、どのような支援が必要かを自身の問題として捉え、パネリストと共に考えることができました。
 
近年、残虐な事件がメディアを通して、私達の目に映ってきます。
皆さんは、刑法犯は年々多くなっていると思いますか?それとも少なくなっていると思いますか?
実は、毎年刑法犯は減少しています。
 
事件が起こるとメディアは犯人逮捕に全力で動きます。
そして、犯人が逮捕されるとメディアは解決を見せます。
 
しかし、そこからが本当の戦いになるのが被害者となります。
被害者にとっては”解決”ではなく、事件の苦痛を背負い生きていかなければならない人生が始まります。
 
今回、登壇してくださった方も被害者であり、被害後に支援の手薄さを感じ、
被害者支援の周知を広めています。現在の日本では、犯罪被害の条例や支援団体が存在していますが、
被害に遭われた方にとっては、支援を受けたいと思える余裕がないということ。
 
私も交通事件で兄を亡くしています。
登壇者と同じように、当時は支援に頼りたいと思える余裕がなかったような気がしますし、
そもそものような支援がある事も知らなかった。
もし被害者支援について知っていたら…頼る場所になっていたような気がします。
 
だからこそ、被害者支援の存在を私達が広める必要があります。
被害に遭われた方々を国として、県として、市として、
そして”わたし”がどのよう関わっていく必要があるのか。
 
最後に、登壇者の方が仰っていた言葉。
[私達は昨日まで普通に生活をしていた市民です。
”被害に遭われた人”、として接しないでほしい。普通に接してほしい。]
 
今、私にできることを積み重ねていくことを続けていきたいと思います。
真の支援、真の専門性のビジョンをまた積み重ねることができました!